地震が起きたらどうする?発生時の行動(自宅・会社・高層ビル・車など) を確認!

      2020/03/22


地震大国である日本。
ほんとうに、いつどこで被災するかわかりません。

日頃から、地震発生時 周辺地域の環境から予想される被害の想定と、その備えをしておくことが大事です。

ここからは、揺れを感じたときの行動を確認していきます。

あくまで行動の一例で、そのときの状況によって判断しなければいけないこともありますが、いざという時にどう行動すべきか、まずは自分と家族の身を守ることを最優先に考えて行動することが重要です!

 


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地震が起きたらどうする?


 

緊急地震速報

鳴ったら即、命を守る行動を。
揺れ始めまで、ごくわずかな時間しかありません。
頭部を保護し、家族など周囲に声かけ、目前の火は消し、扉を開け避難路の確保。
履物を履き、速やかに安全な場所に移動。

 

地震発生

直下型地震の場合、緊急地震速報から揺れ始めまでの時間がわずかで非常に危険です。
とっさの対応が難しく地震発生時は自分の置かれている状況がつかめずに混乱することも!

震度5弱以上の場合、歩くのが困難になり、身を守るすべも限られます。
無理に行動すると、ケガする危険がありますので、動けない場合はその場で姿勢を低くして頭部を守ること。

動けるなら頭部を保護して落ち着いて身近な安全な場所に避難。

 

身を守る

タンスや食器棚など倒れたり落ちたり、滑り出たり、割れて飛び散るといった危険な所からは、いち早く離れる。
机の下など、物が落ちてこない、倒れてこない場所に身を隠し、枕や座布団、クッションなどで頭を覆う。

料理中などは地震による火災が心配で、まずコンロの火を止めることを考えがちですが、無理に火を止めようとしてお湯や油が体にかかり火傷を負う危険も!
緊急地震速報を受信し揺れの到達までに猶予がある場合や火もとが目の前にある場合を除いては、身の安全確保を優先する。

 

揺れがおさまったら

靴を履く
大きな地震が起きた際、ガラスや食器が割れてケガをする危険もあるので屋内でも靴を履く。

 

出口確保

地震で建物がゆがみ、ドアなどが開かなくなることもあります。
いつでも避難できるよう、窓や玄関の戸を開けて出口を確保します。

 

火元・ブレーカー確認

地震で怖いのが火事です。
揺れがおさまったら火元(ガスコンロ・ストーブ・タバコなど)をチェックしましょう。

通電再開時に火事が起こることもあるので電気のブレーカーは必ず落とす。

 

避難 or 自宅待機

揺れの大きさで状況判断し、避難する場合は避難経路に沿って速やかに行動。

津波の危険がある地域や、火や煙が近くに見える、建物が大きく損壊し倒壊の危険があればただちに避難。

自宅が安全と判断し自宅待機の場合も、いつでも避難できるように準備はしておく。

地震発生時は情報が錯綜していますが、噂にまどわされないようラジオなどで正確な情報を収集しておく。
地震発生後に火が広がるおそれもあります。

 



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被災した場所別 注意点


 
「もし、ここで被災したら」と、周辺地域の環境から予想される被害の想定と、その備えをしておくことが大事です。
 

自宅で揺れたら…

自宅の本棚やタンスも凶器になります。
過去の震災では、その下敷きになって命を落とした人もいました。
日頃から家具の固定と配置の工夫が必要です。

また、家の中で比較的安全な場所と言われているトイレですが、閉じ込められやすい場所でもあります。
トイレに入っているとき揺れを感じたら、すぐにドアを開け廊下や玄関など安全な場所に移動。

浴室は鏡や電球が割れてケガしやすい場所です。
洗面器などで頭を保護し、すぐ浴室から出て安全な場所に移動。

 

オフィスで揺れを感じたら…

オフィスは、壁には書類がぎっしり詰まったキャビネット、キャスターがついたコピー機、天井には無数の蛍光灯と危険がいっぱい。
揺れを感じたら、すぐに机の下にもぐって身を守ること。

いざという時に体を入れられるように机の下も整理整頓しておくことをおすすめします。

オフィス街の道路に避難する際には、道路沿いのビルからの落下物など頭上に注意!
ビルが倒壊しなくても、壁面のタイルが剥がれたり、看板が落下したり、窓ガラスが破損し落下する危険があります。

自動販売機の店頭にも注意を!

 

地下街で揺れたら…

地下街で被災したら、生き埋めになってしまうのではないかと不安に駆られてしまいますが、パニックにならないでください。
停電になっても非常灯がつくので慌てずに、自分のいる場所から無理に動かないように。
ただ、液状化による浸水や火災の危険がある場合は、揺れがおさまってから地上に避難。

パニックになって、一つの非常口に人が殺到してしまうおそれがあるので、空いている非常口から避難を!

 

高層ビルで揺れたら…

耐震や免震構造が施され、建物自体が倒壊する可能性は低いでしょうが、高層ビルの揺れは実際の震度よりも強く感じるでしょう。

机の下に隠れることができても、机ごと振り回されることもあります。

高層階で特に危険なのが窓ぎわ。
窓が割れてガラスの破片が飛び散る危険もあり、あまりに揺れが強ければ窓から投げ出される可能性も!

比較的安全なエレベーターホールや廊下などある程度広さが確保されている場所で、体が振られないよう固定されている手すりや柱にしっかりとつかまっておく。

避難するときは壁面タイルの落下や窓ガラスの破損などの危険があります。
非常階段の鉄骨取り付け部や、棟をつなぐ渡り老化のジョイント部分に亀裂が入ることもあるので十分注意して避難を。

 

一戸建てで揺れたら…

一戸建ての家で揺れたら、耐震性によって、地震発生時1階と2階のどちらにいるかで避難方法はかわります。

耐震性に不安で1階にいたなら、屋根と2階部分の重さでつぶれる危険もありますから家の外に避難。
外に出るまで時間がかかりそうなら比較的置いているものが少ない廊下に避難を。

2階にいるときに揺れを感じたら、慌てて1階におりずに揺れがおさまるまでは2階に。

 

デパート・スーパーで揺れたら…

デパートやスーパーでは地震の衝撃で陳列棚から商品が飛び出してくる危険があります。
調味料や化粧品などのビンが並ぶ売り場では、特に注意を!
割れたガラスの破片でケガをしたり、中の液体が流れ出て足を滑らせ転ぶ原因にもなります。

まずは係員の指示に従いますが、自分でも安全な場所に身を寄せることを意識。

陳列棚や照明器具の近くは危険です。
落下物や障害物から離れてエレベーターやエスカレーター前など広い場所に移動し身の安全を確保。
スーパーなら買い物かごやカートの1段目と2段目の間で頭部を保護。

建物の外に避難しようとして将棋倒しになる危険もありますから、慌ててエスカレーターや階段に向かわないように。

 

車を運転中に大地震が起きたら…

車の運転中に大地震が起こると、道路が波を打つようにうねり、ハンドルがとられてしまいます。

ハンドルをしっかり握り、ゆっくり減速させながらハザードランプをつけて左側の路肩に寄せ停車。

カーラジオで地震の状況を確認し、避難した方がよい場合は、車を近くの駐車場や空き地に移動させ、車検証を持って避難。

交差点や消火栓のある場所に車を放置しないように。

周辺地域の被害が大きい場合は車での避難は緊急車両の妨げになりますから注意。

 

通勤・通学途中に被災したら…

2018年の大阪府北部地震では、小学4年の女児が倒壊したブロック塀の下敷きになり亡くなるという痛ましい事故もあり、通学路に潜む危険箇所が問題になりました。

道幅や背丈よりも高かったり、継ぎ足したりしてある壁やひび割れている壁、傾いている壁には近づかないように注意が必要です。

また、道路に亀裂が入ったり、高低差ができてマンホールが地中からせり出すこともあるので、亀裂やマンホールからは離れること。

通勤・通学途中に被災した場合、交通網がマヒして自宅に帰ることが困難になる帰宅困難者が多数発生することが予想されます。
自宅まで距離が20キロを越す場合は帰宅が難しいとされています。

もし自宅からも会社・学校からも遠い場所だと、どこに避難場所があるのかわからず不安も増しますが、慌てずに近くにあるコンビニやガソリンスタンドに駆け込んで被害の状況確認を。

路上では、窓ガラスや看板、切れた電線などの落下物に注意しバッグで頭部を保護。

いざという時に備え、安否確認はどうするか、連絡ができない時の対策などを家族で考えておくことをおすすめします。

 



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さいごに

 
政府の地震調査委員会が今後30年以内に70パーセントの確率で起きると予想している首都直下地震。

いざという時に落ち着いた行動をとれるよう備えておくことが大事ですね。

 

 

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