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アンビリバボー 滋賀県草津 カップル変死事件の真相は 自殺でも他殺でもなく… 誰にでも起こりうる事故が 原因!?

      2018/11/18

 
2016年12月8日(木)のフジテレビ『奇跡体験!アンビリバボー』は、2016年6月、滋賀県草津市にある『ドン・キホーテ草津店』で起きた、カップル変死事件が紹介されます。
 
この店の駐車場にとめてあった車の中から異様な体勢のまま亡くなっているカップルが発見されましたが、遺書もなく…自殺とは考えにくい状況でした。
 
しかし、他殺だとしても、あまりに異様な死に方で…

謎に包まれたこの事件。
 
実は、2人を襲ったこの事件の真相は誰にでも起こりうる事故が原因だったのです。



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滋賀県草津市カップル変死事件

 
2016年6月14日午後2時10分ごろ
滋賀県草津市木川町の量販店『ドン・キホーテ草津店』の店員から「駐車場に止まっている車の中で人が倒れている」と119番通報があった。
 
滋賀県警によると、この店の駐車場にとめられてあった軽自動車の車内から20歳ぐらいの男女2人の遺体が見つかったという。
 
現場は、JR琵琶湖線草津駅の約1.5キロ西、県道沿いに店舗が立ち並んでいる一角。

この店を訪れていた別の客が車内に2人が倒れているのに気付き、店員に通報したという。
 
2人に目立った外傷はなかったが、男性は、左側後部座席から運転席にもたれかかるような姿勢で倒れており、首付近に切り傷があった。
 
一方、女性は助手席の下に、ずり落ちるような状態で倒れていたといい、衣服はいずれも乱れていなかったという。
 
また、遺体が発見される2日前、監視カメラにこの軽自動車とよく似た車が駐車場に入ってくるのが映っており、この時から車は止まっていた可能性があるという。
 
この軽自動車は滋賀ナンバーで、亡くなった男性の所有と見られ助手席の扉のみ施錠され、他の鍵は開いていたという。
 
車内で見つかった免許証などから男女は県内在住とみられ、2人とも死亡してから数日が経っており県警は身元の特定を急ぐとともに事件と自殺の両面で捜査していた。


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まさかの死因

 
その後、所持品から2人の身元が判明。

男性は、滋賀県栗東市の男性会社員(当時19歳)で、女性は同県甲賀市の職業不詳の少女(当時19歳)だったことが判明。
 
2人は交際しており、男性は11日午後1時ごろ、無料通信アプリ LINEで母親にメッセージを送ったのを最後に連絡が途絶えていたという。
 
一方、少女は4日以降、家族が携帯に電話しても出なくなったという…
 
また、司法解剖の結果、いずれも死亡推定時刻は12日ごろ。
死因は一酸化炭素中毒と判明した。
 
捜査関係者によると、2人には苦しんだ痕跡が少しあり、一見すると、練炭を使って自殺した際の一酸化炭素中毒の状況にも似ていたことから事件か自殺か…頭を悩ませたという。
 
しかし、車内からは練炭など自殺の要因となるものなどは、見つかっておらず、また、薬やペットボトルなど死因につながる遺留品はなく、薬物を使った自殺の可能性も否定された。
 
 
謎に包まれた この事件。

約1週間かけた検視の結果、2人とも一酸化炭素中毒で、女性の死因は吐しゃ物による窒息死だったことが判明した。


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なぜ一酸化炭素中毒に!?

 
2人は、なぜ一酸化炭素中毒になったのでしょうか…
 
それは、誰にでも起こりうる事故が原因でした。
 
実は、2015年12月、2人が乗っていた軽自動車が駐車場で別の車と後部を接触する事故に遭っていたことが判明。
 
草津署が車両を詳しく調べると車体の後部のバンパーが少しへこんでおり、マフラーに傷があるのが確認されました。
 
県警は、車両実験をして検証。

車を死亡した2人が発見された当時と同じ状況にし、エンジンを入れると、車を走行させている間は問題なかったのが、停車させてエンジンをふかした状態にすると、なんと車内に一酸化炭素がたまり始めたのです。
 
これは、アイドリング状態で駐車中に一酸化炭素が車内に流入し中毒死したということ。
 
発見時、エンジンは止まっていましたが、バッテリーが上がったか、ガス欠が原因とみられ、この検証から草津署は、2人の死因は、整備不良による特異な事故であると結論づけました。
 


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一酸化炭素中毒の症状は!?

 
さて、今回『奇跡体験!アンビリバボー』で紹介された特異な事故…

しかし、専門家によると、これは誰にでも起こりうる事故だといいます。
 
エンジンの排気ガスには、有毒な一酸化炭素(CO)が含まれていますが、一酸化炭素は、空気より軽く、無色・無臭・無刺激の気体のため発生に気付かないことが多く、危険の察知が非常に難しい有毒ガスです。
 
 
この一酸化炭素を吸い込むと、どうなるか…

血液中のヘモグロビンと結合し、それにより血液の酸素運搬能力を阻害するため、身体が酸素欠乏状態となります。
 
一酸化炭素中毒の症状は…

一酸化炭素の濃度と吸引量によって異なりますが、軽度であれば、軽い頭痛や疲労感などがみられ、症状が進むにつれ、激しい頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気などが起きます。
 
滋賀県の事故では、女性の方が吐しゃ物により窒息死していましたね。
 
重症になると、意識障害や痙攣が起き、昏睡状態に陥り、最終的には心肺機能が停止し、死に至るのです。
 


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車内に なぜ一酸化炭素が!?

 
どうやって車内に一酸化炭素が入ってきたのか…

車体後部のマフラーでは、エンジン部分で燃料を動力に変えた際発生する排ガスを外部に排出しており、一酸化炭素だけでなく二酸化炭素や窒素酸化物も出しているといい、二酸化炭素や窒素酸化物より軽い一酸化炭素は、通常上昇するためマフラーに傷があるとそこから車内へ流入する危険性があるといいます。
 
車両実験で、走行中、問題なかった理由は、走行中は風によって後ろに流れるからだそうです。
 
そう、この事故は、停車中だったことが大きな要因となっていたのです。
 
しかも、2人が乗っていたのは軽自動車。
 
軽自動車は、車体を軽くするため、部品の強度が普通乗用車に比べて弱く、普通乗用車よりマフラーなどが傷つく可能性が高いそうです。
 
また、雪などでマフラーの排出口が塞がれて排ガスが逆流する例が多く、外注のマフラーが壊れていたり、排気管に亀裂が入っていたりして、停車中の車内に一酸化炭素が入ってくるケースもあるといいます。
 
ところで、積雪量の多い地域では、ボンネットの上まで雪が被ってしまうことがありますが、こんな検証結果がありましたよ。
 
【車内のCO濃度の変化を検証】

ワイパー下の外気取り入れ口を塞いだ状態でエンジンをかけて、空調を外気導入にして車内のCO濃度の変化を検証したところ、排ガスが車体の下側に溜まり、エアコンの外気導入口を伝い排ガスが車内に吸い込まれていくことが確認されたのです。

車内のCO濃度をガス検知器で測定したところ、10分後には、CO濃度が400ppmに上昇。
その後、6分で1,000ppmに達しました。

この数値は何を意味するのでしょうか…

なんと、約3時間で致死…という非常に危険な状態にあることを意味します。
 
次に、ボンネットの上まで雪で埋まった状態でマフラー周辺を除雪せず、運転席の窓を5cmほど開けた場合のCO濃度は、初めは、あまり上昇しませんでしたが、風が止むと濃度は、2時間で失神する危険レベルまで上昇。
 
また、空調を内気循環にしても、車体の隙間などから排ガスが車内に入る危険性があるそうです。
 


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車内で一酸化炭素中毒に
ならないための対策

 
滋賀県での事故は、特異な例ではありますが誰にでも起こりうる事故だということを認識し、事故に遭ったり、車の不具合を感じた際には、きちんと整備、点検をしておくことが大切です。
 
そして、これからの季節、心配なのが雪によりマフラーの排出口が塞がれて排ガスが逆流し車内に一酸化炭素が入ってくるケース。
 
一酸化炭素中毒を防止するために最も重要なのは、マフラーの周辺を定期的に除雪することだそうです。
 
ある検証では、ボンネットの上まで雪で埋まった状態でエンジンをかけても、マフラーの周辺を除雪しておいた場合は、車内のCO濃度は、ほとんど上がらないという結果が出ているそうです。
 
天候や状況によって短時間のうちに車が深く雪に埋まることもありますから、降雪時に車内にとどまる際に注意すべき点は、できるだけエンジンを切るようにすることだそうです。
 
冬場は、もしもの時に備えて、除雪用のスコップや防寒着、エンジンを切ってもいいようにカイロや毛布などを車内に用意しておくとよいとのことです。
 
また、救助を要するような危険な状況になった場合、助けがくるまで車で長時間、車内にとどまることも考えられるので、寝袋や、飲料水や食料を車に積んでおくと安心です。
 
もしも、雪の中で車中泊しなければならない場合寒さから低体温症になる可能性や、車の排出ガスが車内に入り込み一酸化炭素中毒の可能性があり、かなり危険です。
 
緊急回避措置として、一時的にエンジンをかけてヒーターを稼働させることはやむを得ませんが、そうした状況でない限りは、アイドリングはせず、可能な限りエンジンを停止させることが大切です。
 
一般的に、車両には一酸化炭素などの有害物質が発生しないように触媒が取り付けられていますが、外気温の低い状態が続くと熱を必要とする触媒が正しく機能しなくなる可能性があるそうです。
 
もし、積雪がある場所でアイドリングをする際は、マフラー付近の除雪を頻繁に行うことが大切です。
 

さいごに

 
滋賀県草津市で起きた、カップル変死事件。

19歳の若さで亡くなった2人は、駐車場で車を長時間停車させ、車内で話でもしていたのでしょうか…

まさか…一酸化炭素中毒により命を奪われることになるとは…思ってもいなかったでしょう。
      

    

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