筒塩侑子ちゃん事件の犯人は!?元FBI捜査官が調査!

      2018/05/30

 

2016年10月14日(金)に放送された フジテレビ系「金曜プレミアム 最強FBI緊急捜査!日本未解決事件完全プロファイル』
 
数々の難事件を解決してきた元FBI捜査官メアリー・エレン・オトゥールらが謎多き日本の未解決事件に挑むこの番組で今回紹介された事件は2004年に岡山県津山市の自宅で小学校3年の筒塩侑子(つつしお ゆきこ)ちゃん(当時9歳)の命が奪われた事件です。
 
この事件では、これまで多くの捜査員を動員、事件に関する情報も多数寄せられましたが、有力な証拠も手掛かりも少なく近年、情報提供も少なくなっているといいます。
 
『最強FBI緊急捜査!日本未解決事件 完全プロファイル』では、いまだ解決の糸口が見えていないこの事件を、最強FBIが分析していました。


スポンサーリンク


 
 

----------
津山小3女児殺害事件
----------

 
2004年9月3日 金曜日
岡山県津山市総社の自宅1階で小学校3年の筒塩侑子ちゃんが胸など数ヵ所を刺されて倒れているのを帰宅した姉が発見しました。

侑子ちゃんは、小学校から帰宅してから姉が帰宅するまでのわずかな時間、午後3時5分ごろから35分ごろまでの間に自宅に侵入した何者かによって殺害されたとみられています。
 

筒塩侑子ちゃん
 
 
事件当日の朝7時30分、最初に自宅を出た侑子ちゃん。
母親は、この日急な用事が入り帰宅時間に自宅に戻れないことを侑子ちゃんに伝えたといいます。

続いて中学生の兄(当時13歳)と高校生の姉(当時15歳)も登校。

父親は、出張で大阪に向かうため車で自宅を出ました。

そして、午後1時45分ごろ母親が外出。
当時、筒塩家では最後に自宅を出る人がドアの鍵を締め帰ってきた人が入れるよう牛乳瓶受けの中に鍵を保管しておくというルールがあったそうです。

この日も母親はドアの鍵を閉め、いつものように鍵を牛乳瓶受けに入れました。

午後2時40分ごろ、小学校では帰りの会が終わり侑子ちゃんは友達と下校。
 

小学校から自宅までは約1.2km、徒歩で約20分。

小学校を出ておよそ200mの地点で友達と別れた侑子ちゃんは1人で自宅へ帰りました。

下校の様子は、侑子ちゃんをよく知る住民2人が目撃していました。

目撃証言から侑子ちゃんが自宅に着いたのは、おそらく午後3時5分過ぎと思われ、侑子ちゃんは牛乳瓶受けの中にある鍵で家の中に入ったと思われます。

それから30分後の午後3時35分ごろ、高校生の姉が帰宅、
お腹から血を流してうつぶせで倒れている侑子ちゃんを発見したのです。

司法解剖の結果、侑子ちゃんは、胸腹部を幅の狭い凶器で数ヵ所刺されており死因は失血死か窒息死。

衣服の乱れは全くなく手に防御創もなし。

首を絞めた痕も口や鼻を抑えた形跡もなかったといいます。

また、室内の中は物色された様子はなかったが、なぜかキャビネットの上にあった飴が床に落ちていたといいます。
 
 

-------
2つの異変
-------

 
足跡や指紋など犯人の痕跡や、犯行の動機、事件解決につながるもの全てが不明という謎の事件。
 
しかし、事件当日に2つの異変があったのです。
 

異変 ①
締めたはずのドアの鍵が開いていた。

 
午後1時45分ごろ母親が鍵をかけて外出。

しかし、午後1時55分、宅配便が筒塩家を訪れた際、鍵をかけたはずのドアが開いていたというのです。

配達員が何度か呼びかけましたが応答はなく、玄関にメール便を置いて帰ったといいます。

ちなみに、このメール便は侑子ちゃんの体の下で発見されています。

鍵をかけたはずのドアが、わずか10分後に開いていたというのはどういうことなのでしょうか…
 
 

異変 ②
怪しい男の目撃情報

 

侑子ちゃんが帰宅したのが午後3時5分ごろ。

そのわずか5分前の午後3時ごろ、自宅の南西100mの地点にある高架下で怪しい男が目撃されていました。
 


この高架下は侑子ちゃんの通学路上にあります。
 
 

【目撃された怪しい男の特徴】

・年齢 30代

・身長 160㎝~170㎝

・体型 小太り

・髪  ボサボサ

・服装 黒っぽい服

・表情 笑みを浮かべていた


スポンサーリンク


 
 

-------------
元FBIがプロファイリング
-------------

 

今回『最強FBI緊急捜査!日本未解決事件完全プロファイル』では、この難事件を解決すべく元FBI行動分析課(B.A.U.)特別捜査官メアリー・オトゥール博士が来日。
 
B.A.U.(Behavioral Analysis Unit)とは、犯罪者の行動と心理を分析し逮捕するプロファイリングチームで、メアリー・オトゥール博士は現在、科学学部学部長として将来のFBI幹部候補生を育成しています。
 

メアリー・オトゥール博士
 
 

事件の詳細を知ったオトゥール氏は、この事件は、アメリカで起きた事件やオトゥール氏の経験から考えてもあまり例がない事件だと語っていました。

また、犯人の注目すべき行動として、周囲に人が住んでいて目撃される可能性もある中、なぜ犯人はリスクを冒してまで白昼堂々犯行に及んだのか…について疑問を抱いていました。

犯人がリスクを冒してまで自宅に入る理由とは…

そして、鍵の場所を知っている人物が犯人なのでしょうか…
 

 

-----
情報収集
-----

 

事件の情報を収集するためオトゥール氏は侑子ちゃんの家族に聞き込みを開始。

侑子ちゃんの家族は、現在も事件のあった自宅で暮らしていました。
 

【侑子ちゃんについて】

 
両親によると、侑子ちゃんは明るく活発な子で特に問題行動もなかったそうです。

誰かに恨まれることもなく侑子ちゃんがなぜ殺害されたのか理由が見当たらないといいます。
 
 

【玄関の鍵】

 
事件当日、午後1時45分に母親が鍵をかけて外出したが、わずか10分後、宅配業者が訪れた時には鍵が開いていたという玄関…

この時、配達員が声をかけメール便を玄関に置いて帰ったということですが、筒塩家では暑い日など、ドアが開いている時にはメール便などが玄関に置かれてあったこともあり別に変わったことではなかったといいます。

牛乳瓶受けに鍵があることを知っていた人物について父親は、少なくとも父親の友達関係で5~6人ないし、10人ぐらいは知っていたといいます…

ということは、筒塩家の鍵の置き場が周囲に漏れ伝わっていた可能性も考えられます。
 
 

【犯人の影】

 
実は、侑子ちゃんの両親は、犯人の影を感じたことがあったといいます。

事件当時、自宅には2台の車が置かれてありましたが、事件前、母親の車の前輪右側のボルト(ナット)が外れていたといいます。

そして事件後も…
父親の車の後部のワイパーが折られていたことがあったといいます。

これらのことから、実は車を運転する両親が狙われていた可能性もありましたが、両親は犯人に心当たりはないそうです。
 
また、事件後父親が聞いた話では、事件の1ヵ月くらい前に自宅から北側の方で下着泥棒か…のぞきか…変質者が出たという噂話があったそうです。
 
 
犯人は事件当日、侑子ちゃんの自宅近くの高架下で目撃された不審な男か…

侑子ちゃんの両親の車にイタズラした人物か…

それとも、父親が噂話で聞いた変質者か…
 
 
オトゥール氏は、侑子ちゃんの通っていた津山市立北小学校の近辺で不審者の影がなかったか聞き込みを開始しましたが、元校長によれば事件当時、不審者情報はなし。
 
もし校舎に不審者が入ってきた場合は、退去してもらうか警察に通報するようにしていたが、当時そういう事をした記憶はないとのことでした。

侑子ちゃんが通う小学校では不審者情報はありませんでしたが、侑子ちゃんの幼なじが通っていた小学校では、何度か不審者情報があり班で帰りなさいと注意が促されたことがあったそうです。
 

この小学校は侑子ちゃんの自宅から北側にあり、侑子ちゃんの父親が聞いた変質者が出た場所とも一致していました。


スポンサーリンク


 
 

------
犯人像に迫る
------

 
【犯人像】


犯人は現場に土地鑑がある
 
オトゥール氏は事件があった時間とほぼ同時刻、自宅周辺の状況を調査。

この場所は、昼間でも人通りが少なくオトゥール氏は、犯人にとっては好都合な状況だと分析していました。

また、オトゥール氏は事件の日に普通はこんな偶然が重なることなどない指摘。
・この場所に犯人が偶然来ること
・侑子ちゃんがこの時間に偶然帰ってくること
・偶然自宅に家族が誰もいないこと

犯人は土地鑑があり家族の行動を知り得る人物としか思えないと語っていました。

 
 

侑子ちゃんの家族の行動を知り得る人物
 
事件当日、侑子ちゃんは母親から帰宅しても家にいないから自分で鍵を開けて入るよう言われていました。

しかし、それは普段はないことでした。
 

 
つまり、犯人はあの日筒塩家に誰もいないことを知っていた可能性があり鍵の保管場所も知っていた可能性が…
 
 

【遺体の状況】

 
遺体の状態から犯人像に迫るため『最強FBI緊急捜査!日本未解決事件完全プロファイル』では、杏林大学医学部名誉教授 佐藤善亘氏に協力を依頼。

これまで1万体以上の遺体を検視、豊富な経験と知識のある法医学の権威に侑子ちゃんの事件の見解を求めていました。

報道によれば侑子ちゃんの死因は窒息死か失血死で、断定はされていないそうです。

そんな中、死因が窒息…と聞いた侑子ちゃんの両親は、侑子ちゃんが苦しんで亡くなったのではないかと12年間ずっと気になっていたといいます。

事件現場を確認した佐藤氏から、ものすごく短時間で苦痛というのはそんなになかったと侑子ちゃんの亡くなり方を聞いたご両親は涙を流していました。

オトゥール氏によれば、遺体の状態や凶器の種類によって犯行の動機、犯人の職業、殺意の有無がわかるといいます。

刺された状況と凶器の特定をすることが犯人に迫る最も重要な証拠の1つなのです。

事件当日、侑子ちゃんを発見した姉は外出していた母親に電話。

急いで自宅に戻った母親が救急車を要請、通報から6分後に救急隊が到着したといいます。

番組では、当時事件現場に駆け付け侑子ちゃんを搬送した元救急隊員の末沢氏から詳しく話を聞いていました。
 
 

【救急隊に連絡がきた時】

子供が自宅内で倒れて意識がないという内容、出場途上で刺されているという状況の第二報が入ったといいます。

特命救急ということで津山署の指令が4名体制で出場、現場近くまで行って救命士と補助員を先に降ろし、末沢氏は後着隊で現場に入ったそうです。

この時、先着隊の救命士はAEDを装着し侑子ちゃんの心肺蘇生を行っていたといいます。

末沢氏によると、侑子ちゃんに防御創などの外傷は見当たらず苦しんだ様子もなかったといいます。

また、死に至らしめる刺し傷にもかかわらず肉眼で見えるような大出血はなく出血量は少なかったそうです。

末沢氏の記憶では、AEDのパッドを貼っていたからか刺された傷は確認できなかったそうで、佐藤氏は凶器が包丁なら大きな傷ができて大量に出血しているはず、凶器は細いものだと推測していました。

細い凶器なら一旦抜かれると皮膚がずれて穴にフタができ血液が止まるといいます。

末沢氏が最初に対応した救命士に連絡をとって聞いてくれたところ、AEDのパッド付近にひっかき傷みたいなものが数ヵ所あったそうです。

それを聞いた佐藤氏は犯人は致命的な傷を与えるためにはどこを狙ったら一番効果的かを知っている人物で、そこを集中的に攻撃したと推測。
 
 

【犯人像】

 
番組では玄関から現場となった居間の間取りを再現。

現場から居間までは、わずか4m。

オトゥール氏は、犯人はすでに家の中にいたという可能性が高いと推測。

もし家に帰ってきて知らない人がいれば全力で逃げるはずだが、部屋に逃げ回った痕は全くないということは警戒心がなかったということ。

佐藤氏によると、避けたり、逃げ回ったりすると防御創ができるか、腰とか背中、お尻を刺されるといいますが、侑子ちゃんは左胸だけを中心に刺されていました。

また、オトゥール氏は被害者に対して怒りを持つ犯人であれば体の傷はもっと激しいものになるはずだが、犯人は冷静に、そして的確に心臓を数回刺しており、侑子ちゃんは、抵抗できないぐらい大きな人間によって背後から殺害されたと推測していました。

つまり、顔見知りの犯行の可能性が高いということ。
 
 

【凶器】

 
出血量が少なく、ひっかき傷のようなものが数ヵ所あっただけ。

それを可能にする凶器とはどのようなものなのでしょうか。

佐藤氏によれば、推測される凶器は幅約10ミリ、長さ 約4~10センチ、千枚通しかドライバー、ノミ、先の細い刃などが考えられるといいます。

オトゥール氏は、この事件は侑子ちゃんがターゲットになっていたと考えるのが自然で、犯人は家の中の状況や家族構成、いつ何時に行けば誰もいないかを把握していた人物。

その日に考えてできるような衝動的な犯行ではなく計画的な犯行。

侑子ちゃんが叫んだり逃げたりしない方法を考えて犯行に及んだと推察していました。

佐藤氏によれば、衝動的な犯行だとしたら慌てているからもっと残留物があるといいます。

今回、捜査関係者との話し合いが特別に許可されたオトゥール氏は、侑子ちゃんの自宅近くで不審者が目撃されていたことについて聞いていました。

捜査関係者によると、被害者方の西方向で平素見かけない人物が立っていたという情報が複数あり、この人物が誰で事件に関与をしているのかどうか捜査の対象として進めているそうです。
 
 

---------
B.A.U.最終分析
---------

 

オトゥール氏は、日本で収集した情報を元にアメリカで最終分析、犯人像をプロファイリングしていました。

事件の分析には元FBI行動分析課(B.A.U.)特別捜査官で元NCIS特別捜査官のトーマス・ニア氏、科学捜査のスペシャリスト元FBI副局長代理スティーブ・バーマイスター氏らが参加。
ちなみに、トーマス・ニア氏の専門分野の一つは猟奇的犯罪の分析です。
 
 

【犯行の目的】

 
侑子ちゃんを狙った計画的犯行

犯人は侑子ちゃんを長い時間苦しめず速やかに殺害。

犯行動機は、家族を苦しめ復讐することで(何の復讐だったのかは不明)、侑子ちゃんは家族に対する誤った復讐のために殺害されたと分析。
 
 

【犯人の正体】

 
侑子ちゃんと現場に乱れがないという観点から犯人は顔見知りで精神年齢が高い人物。

現在も岡山市内に居住している可能性が高いと分析していました。

最後に、オトゥール氏は自分たちの分析は、かなり言い当てており12年前は犯人の特定ができなかった証拠が、今の検査方法なら犯人の正体を明かせる可能性があると語っていました。
 

 


スポンサーリンク


 
 

---------
追記
---------

 
14年間、捜査が難航していた この事件。
本日2018年5月29日、筒塩侑子の命を奪った犯人が明日にも逮捕されるようですね。

元FBI捜査官の力とかではなく、別の事件で服役中の男が事件への関与をほのめかす供述をしたわけですが、なぜ今頃になって供述したのか…。

逮捕状が出ているのは岡山刑務所で服役中だった勝田州彦受刑者(39)で犯行を認めています。
 
勝田州彦受刑者

 
 
この男は2015年5月、兵庫県姫路市の路上で面識のない中学3年の女子生徒の胸や腹をナイフで刺したとする殺人未遂容疑で県警に逮捕されています。

また、他にも多数の少女に対する事件で立件されており、2016年5月に懲役12年の実刑判決が言い渡され、大阪高裁では懲役10年の判決が出ています。

判決でも、この男の少女に対する特異な執着が指摘されていたようですが、まだまだ余罪があるのではと思うのは私だけでしょうか。
 

勝田受刑者の自宅が兵庫県加古川ということや、凶器に関しても特に気になる事件がコチラ


加古川小2女児 鵜瀬柚希ちゃん事件の犯人は!?元FBI捜査官が調査!

 

 



スポンサーリンク


 
 

 - TV