マレーシア航空370便失踪事件の謎! 真相は… 機長自殺説が有力か!?

      2018/05/25

 
【記事投稿日】
2016年9月28日
 
【最終更新日】
2016年12月28日
 
2016年9月28日(水)に放送された日本テレビ『衝撃ニュース 追跡リサーチ調べてみたら驚いた!』で2014年3月に消えたマレーシア航空370便の謎を検証していました。
 
そして、な2016年12月28日(水)に放送されたフジテレビ『何だコレ!?ミステリー』では、アメリカで有名な航空ジャーナリストがマレーシア航空370便の新事実を紹介していました。


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消えたマレーシア航空370便

 
2014年3月8日、
マレーシアのクアラルンプールから中国 北京へ向かうはずだったマレーシア航空370便ボーイング777型機が消息を絶った。
 

 
記録によると、乗員・乗客239人(うち乗員12人)を乗せた同機は、午前0時41分クアラルンプール国際空港を飛び立ち、同日午前6時30分北京 首都国際空港に着陸予定だった。
 
出発から およそ50分、370便は管制官とコミュニケーションをとりマレーシアを後にした。
 
程なくして370便はタイランド湾の真ん中へ。
 
ここからの監視は、ベトナムの管制官に引き継がれる。
 
しかし、その後370便との交信は途絶え…レーダーからも消失した。
 
この緊急事態を受け、ベトナムとマレーシアの管制官両方が必死に連絡を取るが…
本来なら通信を切り替えた後、1分以内に次の管制塔に連絡するが、370便のパイロットからの通信は、その後 一切行われなかった。
 
翌日、捜索隊は海に浮かぶ油を発見、370便の墜落は確実かと思われたが、後に船の事故で流れ出した油と判明。
 
その後、マレーシアのナジブ・ラザク首相は、衛星情報の新たな解析の結果、同機がインド洋南部に墜落したと見られ、生存者はいないと発表した。
 
しかし、もし飛行機が墜落しているならば海面にぶつかった衝撃で無数の残骸があるはず…
 
2015年1月、突如レーダーから消え、機体の残骸さえ
見つかっていないことなどからマレーシア政府は、乗員・乗客は全員死亡したと推定。

失踪後1年以上経過しても同機の所在を示す手がかりはなく真相はわからないまま…

ブラックボックスも発見されておらず…
乗員乗客の行方も不明…というマレーシア航空370便失踪事件は、航空史上最大の謎とされた。
 
 
2015年7月29日、
インド洋のフランス領レユニオン島で370便の機体の一部とみられる残骸が発見された。
 

 

 
しかし、そこは飛行ルートから はるか数千キロも離れた場所…
 
その残骸は主翼の一部と思われ、近くで乗客の物と見られるスーツケースも回収された。
 
この他にも、モザンビーク、モーリシャス、マダガスカルなどで370便と思われる残骸が見つかっており、マダガスカルでは2016年6月頃、乗客の所持品と思われる手荷物が海岸に漂着。

また、マダガスカル南東部のサントルース近郊では370便の機体の一部と思われる残骸が焼け焦げた状態で漂着しているのが発見されており370便の機内で火災が発生した可能性も浮上していた。


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仮説を検証

 
今回『衝撃ニュース 追跡リサーチ調べてみたら驚いた!』では、消えたマレーシア航空370便の謎を追跡リサーチ。

様々な可能性を検証していました。

浮上した仮説は次の3つ
 

 
① ハイジャック説
② 機体トラブル説
③ 機長 自殺説
 

仮説①
ハイジャック説

 
まず疑われたのはハイジャックの可能性ですが、マレーシア航空は、これを否定していました。
 
マレーシア航空370便は、本来のルートと正反対のオーストラリア方面に飛行していたことが判明。

また、同機の搭乗者名簿にあった乗客のうちイタリア人とオーストリア人の2人は実際には乗っておらず、ともに1~2年前にタイでパスポートを盗まれていたことが
わかっています。
 
そして、2人が盗まれたというパスポートを使い同機に偽名で搭乗した人物がいたことも明らかになっています。
 
盗難パスポートで370便に乗り込んでいたのは、イラン人男性2人。
 
そうなると、ハイジャック説の可能性が高いのではないかと思ってしまいますが…
 
当局は、1000人以上の捜査員を動員しテロ組織との関わりを捜査。
 
さらに、
最後の通信から3分後、370便は大きく旋回して進路を西に取っていたことが判明したことで、警察は機長が無理やり通信を切らされ、進路変更させられた…ハイジャック犯が指示した可能性が高いと考えていました。
 
しかし、航空専門家はこの考えを否定。
 
実は旅客機には暗号で緊急事態を知らせる装置(トランスポンダー)が用意されており、その緊急信号は4桁の数字を打ち込むのだそうです。
 
ハイジャックにあった場合、ハイジャックを意味する4桁のコードを打ち込むだけで緊急信号が送れ、数字を打ち込むだけなので犯人に気づかれにくいといいます。
 
しかし、機長がその緊急信号を出していないのでハイジャック説は不自然で、可能性は低いというのです。
 
この番組では、危機管理スペシャリストで航空評論家の小林宏之さんにハイジャック説についてお話を聞いていました。
 
小林さんによれば2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ以降、ハイジャックセキュリティが厳しくなっており、たとえ犠牲者が出ても操縦席のドアを開けてはいけないことになっているそうです。
 
それでも、ハイジャックされたとしたら、パイロットは管制にハイジャック信号を返信することになっているが、管制記録にハイジャック信号は全く残っていなかったそうです。
 
では、盗難パスポートを使ったイラン人男性2人は一体何者だったのか…
 
実は、このイラン人は母親に会うためフランクフルトに向かっていたということが判明。
 
マレーシア政府は、彼らの目的はハイジャックではなく密入国で、この事件はテロ組織によるハイジャックの可能性は極めて低いと発表しています。
 

仮説②
機体トラブル説

 
ハイジャックではないとすると、消えたマレーシア航空370便の機体に何らかの異常が起きたのでしょうか…
 
実は機内の積荷に約220㎏もの大量のバッテリーが積まれていたことも判明。
 
火災の原因となる これらが何らかの原因で出火、燃え盛る火が計器やケーブルを焼き尽くし機体は壊滅的なダメージを受け墜落したのではないか…と考えられていました。
 
また、この事故機は、これまで重大事故はないものの、2012年8月9日、上海浦東国際空港で中国東方航空のエアバスの機体後部と翼端を接触させウィングレットを破損していました。
 
それが原因で370便に何らかの異常が起きたのかと思いましたが…
消えたマレーシア航空370便の原因究明に役立つブラックボックスは いまだ見つかっていません。

そこで鍵を握るのが3つの通信機器
・無線
・トランスポンダー
・エーカーズ
の記録。
 

 
【無線】
午前1時19分、管制塔とパイロットが会話する無線の交信が途絶えました。
 
【トランスポンダー】
その2分後の1時21分、今度は運行状況を自動送信するトランスポンダーが切断。
 
【エーカーズ】
エンジンの状況などを30分ごとに自動送信するエーカーズは、午前1時7分を最後に送信されることはありませんでした。
 
しかし、ロンドンで捜索を担当していたエンジニアのチームがあることを発見。
 
370便には現在地データを自動で送信するシステムがついていましたが、そのデータを確認したところレーダーが消えた後も数回にわたり信号が送信されていたことが判明。
 
最後の通信は消えてから7時間後でした。
 
つまり、370便は その後もおよそ7時間にわたり飛行していたということに…
 
そして、最後の通信は約4000㎞離れたインド洋…

もし機体のトラブルなら通信機器は同時に消えているはずで、火災が起きたままインド洋まで飛ぶことは到底 不可能。
 
これにより火災などの機体トラブル説は否定されたのです。
 
では、この時間差は何を意味するのでしょうか…
 
小林さんによると時間差が出たということは、いわゆる”事故”というより(機内の誰かによって)意図的に切られた可能性の方が強いそうです。
 
特にエーカーズのサーキットブレーカー(電源)は、パイロットでも よく探さないとなかなか見つからないので
もし意図的に切ったとしたら、相当熟知した人でないと
できなかったのではないか…とのことでした。
 
 

仮説③
機長自殺説

 
機体トラブルの可能性は低く、メカに詳しい者以外オフにできない機器が意図的に切られた可能性…
 
謎は深まる中、浮上したのは機長 自殺説でした。
 
何者かが意図的に通信機器を切ったとすれば、その知識と可能性があるのは機長と副操縦士の2人…
 
中でも疑惑の目が向けられたのは、ザハリ・アーマド・シャー機長(当時53歳)でした。
 

 
ザハリ機長については、フライト前に妻が家を出た…などが報じられており家庭問題で悩んでいた可能性があったといいます。
 
さらに、マレーシア当局がザハリ機長の家を家宅捜索したところ意外なものが発見されています。
 
それは、操縦訓練用のフライトシミュレーター。
 
FBI 科学捜査チームがザハリ機長が消去した自宅のフライトシミュレーターのデータを復元したところ、そこには なんと今回の飛行ルートに近いデータが残されていたという衝撃の事実が…
 
つまり、ザハリ機長は本来と全く違う370便の飛行ルートを自宅でシミュレートしていたのです。
 
なぜ ザハリ機長は、事件の1ヵ月以内に飛ぶはずのない今回のルートを模擬飛行していたのか…
 
ここからザハリ機長による自殺説が過熱…
乗客・乗員238人を道連れにした可能性が報じられるようになったのです。
 
消えたマレーシア航空に浮上した機長自殺説…
ザハリ機長とは、どのような人物だったのでしょうか…
 
ザハリ機長はマレーシア人で1981年にマレーシア航空に入社、飛行キャリアは30年以上、飛行時間1万8000時間を超えるマレーシア航空でもトップクラスのパイロットだったそうです。

ちなみに、副操縦士ファリク・アブドゥル・ハミド(当時27歳)は2007年からマレーシア航空に勤務するマレーシア人で、飛行時間は2700時間以上でした。
 
しかも、370便が初フライトで高度な操縦は不可能だったのです。
 
番組では機長自殺説の真相を探るべくマレーシアへ…
そこでザハリ機長を よく知る人物 元マレーシア航空パイロットのニック・フズランさんに話を聞いていました。
 
ザハリ機長の後輩だったというニックさんは、ザハリ機長について とても陽気でフレンドリーな人物で、冗談をよく言っていたと明かしていました。
 
しかし、明るい一方で、ザハリ機長には几帳面で真面目なところもあったといいます。
 
そして、とても技術に詳しくIT技術に関しても精通していたことや、ハイテクアイテムが大好きだったことを明かしていました。
 
ザハリ機長の自宅で押収されたフライトシミュレーターに関して、ニックさんは「パイロットではなく趣味としてフライトシミュレーターで遊ぶ人は一般の人々でも たくさんいるでしょうが、ザハリ機長ほど凝っている人はいません」と、答えていました。
 
2016年8月2日、マレーシア政府リオ・ティオン・ライ運輸相は、ザハリ機長の自宅のフライトシミュレーターに今回の飛行ルートに近いデータが残っていた事実を認めました。
 
しかし、機長が意図的に南インド洋に機体を向かわせて墜落させた証拠にはならないとして機長自殺説には否定的でした。
 
一方、ザハリ機長をよく知るニックさんは「(この事故は)意図的に誰かによる仕業だと思っています。残念ながら最も実行することができる人は機長です…しかし、友人としてザハリ機長のプロ意識を信じる。プロとしてザハリ機長が この事故を起こしたとは考えられません」と語っていました。

番組では、シミュレーターで同じ飛行ルートをたどれば何かが見えてくるかもしれないと、東京 品川にある飛行訓練施設『スカイアートジャパン』を訪ね元日本航空機長で航空評論家の杉江弘さんとともに この事件を検証していました。
 
実は杉江さん、消えたマレーシア航空370便の事件を調べ続けているそうです。
 
そして、実際のルートをたどってわかったことは…
人為的な操作が 必ず加わっているということ…
 
杉江さんによれば、コックピット内の誰かが意図を持ってやったことだというのです。
 
また、カナダの航空安全委員会元委員長によると、コントロール不能で海面に激突したとしたら、機体は木っ端みじんにバラバラになるはずだが、残骸の状況からすると、機体は姿勢を保って海面上に着水。
 
沈んだあと、水圧で壊れた可能性が高いといいます。
 
つまり何らかの意図を持って飛んできて、 海面へ着水したとしか 考えられないのだといいます。
 
これらの情報を総合し、杉江さんは次のように分析していました。
 

正副パイロットのどちらか…もしくは二人が共謀してハイジャックしたということに限られてくる。
だとしたら、どちらが…と考えた時、副操縦士には結婚を約束したフィアンセがいたということで、今の生活に満足していたことからハイジャックする動機が見当たらなかった。

 
となると…可能性として残っているのは機長の自殺説ということなのでしょうか…


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ザハリ機長といえば…

 
ザハリ機長の自殺説では、妻が出て行き離婚…など、ザハリ機長の私生活のトラブルが動機ではないかと言われていますが、それ以外にも様々な憶測が飛び交っています。
 
実はザハリ機長といえば…『DEMO CRACY DEAD(民主主義は死んだ)』と書かれたTシャツを着るなど反政府思想の持ち主といわれており、政府への抗議行動として自ら370便をハイジャックしたのではないかと考えられていました。
 
さらにザハリ機長はマレーシアのカリスマ野党指導者アンワル・イブラヒム元副首相の支持者であることが判明しておりマレーシア航空370便が消息を絶つ前日、マレーシア上訴裁判所では、このアンワル元副首相に対し同性愛行為による禁固5年の有罪判決が下っていました。
 
その判決が原因で判決の数時間後、ザハリ機長はクアラルンプール国際空港を離陸した同機を道づれに自殺したのではという憶測もあるようです。
 
しかし、なぜかマレーシア政府は機長による犯行説を完全否定。
 
その後も予想される飛行ルートを徹底捜索、4ヵ所にわたる洋上と陸上を調べつくしたにもかかわらず、手がかりは発見されていないことから世間では、いまだに機長犯行説が有力です。


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『何だコレ!?ミステリー』で新事実が!

 
全てが うやむやなままの この事件ですが、マレーシア政府の捜索活動は中止されるといいます。
 
しかし、この事件に新たな展開が…
 
それは2016年12月28日(水)に放送されたフジテレビ『何だコレ!?ミステリー』3時間SPで紹介されていました。
 
『何だコレ!?ミステリー』では、これまでの仮説とともに、新事実を明かしていました。
 
それは、ある人物が発見したという新たな有力情報。
 
その人物とは数々のメディアにも出演しているアメリカでも有名な航空ジャーナリスト ジェフ・ワイズさん(50歳)
 
そこで番組は、マレーシア航空失踪事件の新たな有力情報を聞くためニューヨークへ。
 
ジェフ・ワイズさんは、マレーシア航空機失踪事件を追っているそうですが、機長犯行説とは違う新たな説について明かしていました。
 
ジェフさんによれば、370便のコントロールを行うメインシステムの一部が再起動されていることがわかったというのです。
 
しかも、そのタイミングは方向転換する直前…
 
では、この再起動を行うと何ができるのでしょうか…
 
ジェフさんによれば再起動することで、旅客機をコントロールするユーザーを切り替えたり、ルートを変更するなどシステムに関するプログラムを変えることが可能になってしまうというのです。
 
ジェフさんによればパイロットがシステムの再起動をすることは基本的にないそうで、機長でないとすれば一体誰がシステムの再起動を行ったのか謎が残るわけです…
 
すると、ジェフさんは、「実は乗客の中に某国の諜報員らしき人物が乗っていた」と明かしたのです。
 
ちなみに、諜報員とは…敵対勢力などの情報を得るため諜報活動などをするスパイのこと。
 
ジェフさんの仮説は”某国の諜報員によるハイジャック説”。
 
国からの指令を受け370便に乗っていた某国の諜報員が機体を乗っ取り乗務員の隙を見て何らかの方法でシステムにアクセス、再起動を行い自分が通信や機体のコントロールなどできるように設定し直した。
 
そして、機長が異変に気付いた時には機体は制御不能になっており、おそらく酸素が切れ全員が意識を失い、370便は墜落したのではないか…という説。
 
ジェフさんは”某国の諜報員によるハイジャック説”は、あくまで仮説で真相は誰にもわからない…と語っていましたが、やはり誰かによって仕掛けられた事件なのでしょうか…
それとも、偶然の事故なのでしょうか。


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