加古川小2女児 鵜瀬柚希ちゃん事件の犯人は!?元FBI捜査官が調査!

      2018/05/30

 

2018年4月11日(水)に放送されたフジテレビ『特捜!最強FBI緊急捜査 日本未解決事件を追う!』
 

この番組は、これまで数々の難事件を解決してきた元FBI特別捜査員らがその能力を結集、現場に残された状況をもとに統計と犯罪データ、心理学の両面から犯人像を推理し、人種、年齢、生活態度などを完全プロファイル。
 

未だ解決の糸口が見えない日本の難事件解決に挑む番組です。

 

今回『特捜!最強FBI緊急捜査 日本未解決事件を追う!』では、2007年に兵庫県加古川市で起きた小2女児刺殺事件を徹底検証。
 

ここからは、この事件の詳細と、謎多きこの未解決事件に挑む元FBI特別捜査官が、これまでどんな事件を解決してきたのか気になったので調べてみました。
 
また、元FBI特別捜査官が導き出した犯人についても追記しています。


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加古川小2女児刺殺事件
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事件は2007年10月16日(火) 午後6時ごろ発生。
小学2年の鵜瀬柚希(うのせ ゆずき)ちゃん(当時7歳)が兵庫県加古川市別府町新野辺(べふちょうしのべ)の自宅前で何者かに左胸と腹部を刃物で刺されました。
 

 
柚希ちゃんは近くの公園から帰宅した直後で自宅脇の砂利道を抜けて南側に自転車を止め家に入るまでのわずかな間に襲われたとみられ、凶器は見つかっていません。
 

 
母親の通報で2分後には消防が到着しましたが、柚希ちゃんは救急車内で昏睡状態に陥り、その後死亡しました。
 

この事件では、これまで多くの捜査員を動員し事件に関する情報も多数寄せられましたが有力な証拠も手掛かりも少なく、近年情報提供も少なくなっているといいます。
 
 

【事件詳細】

 
その日 柚希ちゃんは午後3時ごろ、小学校から帰宅。
帰宅するとすぐに宿題を済ませたという。
 

午後3時30分ごろ、公園に遊びに行くため妹(当時5歳)と自宅裏に置いてある自転車に乗って出かけた。
 
自宅すぐ近くにも公園があるのだが、この日は遊具のある500mほど離れた「たけひろ公園」へ。
友達みんなと自転車で遊んだり滑り台で遊んだりして夕方まで過ごしたという。
 
午後5時30分ごろ、妹が先に帰宅。
 
その後、柚希ちゃんは友だちの住むマンションへ移動し辺りが薄暗くなるまでかくれんぼをして遊んだという。
 
そして柚希ちゃんは午後6時ごろ帰宅。
幹線道路沿いの防犯カメラが公園から自転車で帰宅中の柚希ちゃんが幹線道路を左折し通行人と並んで市道へと入る姿を捉えている。
 
 
自宅玄関先で姉(当時8歳)と妹に出迎えられた後、柚希ちゃんは自転車置き場となっている自宅の裏へ回った。

 

 
しかし、柚希ちゃんが再び玄関先に現れたときには既に腹部など2カ所を刃物で刺されていた。

 
 
母親によれば事件直前、柚希ちゃんの姉妹と祖母の4人で自宅の居間にいたところ東側の窓を通り過ぎる柚希ちゃんの頭の影が見えたという。
砂利を踏む足音に別の人が加わっている感じはなく、直後に「うわぁ」という声がしたので玄関に出ると柚希ちゃんが自分でシャツをめくり、お腹からは血が出ていた。
 

午後6時6分ごろ救急車を要請。
この時、柚希ちゃんはすでに立てない状態になっていたという。
 

救急車要請から2分後に救急隊が到着。
 

しかし、午後6時39分心肺停止。
柚希ちゃんが二度と目を開けることはなかった。

 

 

【事件現場周辺】

 

 

 

大通りからおよそ70m入ったところにある自宅(自転車の絵のある家が柚希ちゃん宅)
 
その横には、砂利道があり裏の畑とつながっており、畑の奥にはフェンスの先に幼稚園、自宅の北側30mほどの場所には当時は工事中だった公園がある。
 
事件当時、自宅までの街灯は1カ所のみで午後6時でも薄暗い場所。
 

当時、柚希ちゃんの自宅は道路に面しており玄関を開ければ、すぐに道路が見渡せた。

 
 

【犯人につながる情報ゼロ】

 
事件発生直前の午後6時ごろ、現場周辺には複数の住人や通行人がいたことが分かっている。
(午後5時45分ごろ市道には舗装工事の作業員、午後6時ごろには近所の人と道路に停車していたデイケアのスタッフ、裏の畑で午後6時5分前まで作業していた住人、その他の通行人)
 

 
しかし、柚希ちゃんの悲鳴を聞いた家族をはじめ、誰もが何も見ていないと証言しており犯人つながる情報は限りなくゼロに近い状況。
 
事件発生の時間帯、自宅周辺にいた複数の通行人や住人の目をかいくぐることなどできたのだろうか…。
 
 
南に広がる空き地や田畑に不審な足跡はなく、張り巡らされたフェンスや囲い網にも異常は見つかっていない。
 
捜査幹部によれば、事件現場は犯人が待ち伏せていたにしても、通り魔的に襲ったとしても窮屈で難しい場所、事件直後に逃走したとすれば逃走ルートは限られているという。
 
また、自転車置き場から玄関先までの十数メートルを歩く約30秒の間、2軒の隣家でそれぞれの住人が悲鳴を聞いており、捜査本部は柚希ちゃんが「市道へ出る前後」に声を発したとみている。
 
柚希ちゃんは腹部などを刃物で刺されているが血痕が確認できたのは玄関先を中心に数カ所。
血は噴き出さず吸収性の高い布製シャツだったことも影響したとみられ、シャツから柚希ちゃん以外の血は見つかっていない。
 
柚希ちゃんは救急隊員に「大人の男の人に刺された」と言い残しているが、柚希ちゃんの知らない人物だった可能性が高い。


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元FBI捜査官とは!?
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さて、今回『特捜!最強FBI緊急捜査 日本未解決事件を追う!』では、これまで数々の難事件を解決してきた元FBI特別捜査員が謎多きこの未解決事件に挑みました。
 
この元FBI最強捜査官ですが、これまでどんな事件を解決してきたのか気になったので調べてみると、以前、フジテレビ系列の『日曜ファミリア』で放送された最強FBI緊急捜査『日本未解決事件完全プロファイル』という番組でも紹介されていました。
 

アメリカで数々の難事件を解決に導いてきた元FBI捜査官は、日本でも有名になった事件を解決してきている最強捜査官で中心人物となるのがこの2人。
 
・元FBI行動分析課(B.A.U.)特別捜査官で元NCIS特別捜査官のトーマス・ニア氏(Thomas Neer)
 
・元FBI行動分析課(B.A.U.)特別捜査官メアリー・エレン・オトゥール(Mary Ellen O’Tool)博士
 
 
テレビドラマにも登場するB.A.U.(Behavior Analysis Unit)とは、犯罪現場に残された証拠から犯人がどのような人物なのか分析するプロファイリングチームですが、”プロファイリング”というのは過去の言い方だそうで、現在は”犯罪捜査分析”と呼んでいるそうです。
 
これは、犯人の行動分析、犯罪科学(法医学)を含んだ犯罪現場全体の分析で、事件現場で何があったのかを捜査員たちが理解する助けにもなり犯行動機を知り、犯人を絞り込む上でも助けになるといいます。
 
B.A.U.在籍時代、彼らは全米を震撼させた何千もの事件に携わり事件解決に導いてきたそうで、その豊富な経験から彼らならではの視点で日本で起きた未解決事件の犯人を分析していました。
 
 

◆トーマス・ニアが解決に導いた事件◆

 
トーマス・ニア氏は現役時代、1993年3月に起きたデヴィッド・パーカーレイ事件を解決に導いた人物。
 
この事件は、トレーラーハウスの中に”拷問室”を造り60人以上の女性を閉じ込め虐殺したという猟奇的な事件。
 


 
猟奇的犯罪の分析を得意としているニア氏は”被害者学”にも精通しており、なぜ犯罪が起きたのかを究明するため被害者の性格、生活環境から犯罪に巻き込まれた原因を分析しています。
 
 

◆オトゥールが解決に導いた事件◆

 
B.A.U.在籍14年(FBI在籍期間28年)のオトゥール氏は、2009年にFBIを引退するまで、性犯罪・誘拐・連続殺人・強盗など数多くの事件を解決に導いてきました。
 
28年におよぶFBI捜査官の経験から独自の犯罪分析法を確立し、現在はFBIアカデミーで後進の育成に努めているオトゥール氏。
 
彼女がプロファイリングした事件の中には、1982年~2001年に全米史上最多109人の女性が殺害されたグリーンリバー連続殺人事件があります。
 

 
この事件の犯人は、およそ20年間にわたりアメリカとカナダで女性を殺害し続け伝説の凶悪犯と呼ばれ全米を震撼させていましたが、オトゥール氏らが地道な犯人の行動分析を続けた結果、
2001年11月に犯人であるゲーリー・リッジウエイ逮捕に至ったのです。

 


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元FBI捜査官の調査!
気になる類似事件が!?

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今回、番組では元FBI捜査官トーマス・ニア氏が来日、現場周辺を視察し幼い命を奪った謎多き未解決事件を完全プロファイル。
なぜ犯人は自宅前での凶行に及んだのか、目的は何だったのかについて分析していました。
 
また、(株)MR所属 元愛知県警 刑事 田中厚子氏と、杏林大学医学部名誉教授 法医学者の佐藤喜宣氏が調査に協力。
 
田中氏は独自に事件現場周辺を視察、町並みや地域性を調査、元刑事として感じたことをニア氏に伝え、佐藤氏は法医学の観点から事件を推察していました。
 
 
その中で気になったのが田中氏が話していた類似事件について。
 
田中氏の調査によると、2006年と、柚希ちゃんの事件が起きた2007年、そして事件から5年後の2012年に加古川市周辺で何件もの動物虐待事件が発生していることが判明。

 
 
そして、柚希ちゃんの事件のわずか2ヶ月後、自宅から1.5km離れた路上で小学生女児2人が男に襲われるという事件も起きていました。
 
 
さらに、柚希ちゃんの事件の1年前、柚希ちゃんの自宅があった加古川市から北西に約34kmにある兵庫県たつの市で類似した事件が起きていたことも判明!
 
この事件は、2006年9月28日(木)午後6時22分ごろ、小学4年生の少女が学習塾からの帰り道、突然見知らぬ男に声をかけられ胸を刺された殺人未遂事件。
現場は学習塾の目の前の路地で、傷の一部は肺にまで達するほどの重傷。
この男は持っていたビニール袋の中に刃物を忍ばせていたといいます。
 


 
 
そして、男は逃走。
その姿らしきものを防犯カメラが捉えていました。
 

 
 
加古川の事件とうり二つの事件ですね。

 

 
 
たつの市の事件の容疑者の特徴

 
 
また、2015年には女子中学生が男に襲われ重傷を負う事件が発生。
その後、勝田州彦という男が逮捕されましたが、実は柚希ちゃんの事件から2年後の2009年、この男は当時6歳の女児の腹を殴り重傷を負わせていたのです。
 

 
さらにこの男、およそ10件の女児暴行事件を起こしていたことも判明。
男は「女の子の痛がる顔が見たかった」と供述し、現在服役中。
 
勝田州彦

 


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元FBI捜査官が分析した
犯人像

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今回、あらゆる角度から事件を調査し、元FBI捜査官が分析した犯人像がコチラ
 

■ 犯人は柚希ちゃんを知っていた!?

 
柚希ちゃんの母 江梨香さんによれば、柚希ちゃんは学校から帰ってくるといつも宿題をしておやつを食べて、だいたい毎日同じメンバーと同じ場所で遊んで妹と一緒に帰ってくるが、あの日だけ帰りは一人だったといいます。
 
そして柚希ちゃんは午後6時のチャイムとほぼ同時刻に帰宅。
 
犯人は柚希ちゃんの生活パターンを知っており、柚希ちゃんが1人になる状況を狙っていた可能性もあると推察。
 
また、柚希ちゃんは犯人を知らなかったが、犯人は彼女を知っていた可能性もある。
 
 


■ 犯行目的

 
犯人はただ小さな女の子を刺して殺すことに興味があっただけで、身勝手な欲望から柚希ちゃんを殺害目的で狙った。
手際のよさから犯行を重ねている可能性も高い。
 
 


■ 犯人の猟奇性

 
母親や姉妹、祖母がいたリビングの窓と正面玄関はとても短い距離で、チャンスがあっても素早く犯行に及んで逃げださなければならなかった。
 
犯人は殺人を犯すというハイリスクな状況に興奮する猟奇的性格。
 
 


■ 犯人は土地勘がある

 
犯人は土地勘があり計画的犯行の可能性が高いとみられるが、ハイリスクな犯行のため衝動的という見方も。
 
 


■ 類似事件との関連について

 
たつの市殺人未遂事件以外の関連性は薄い。
(たつの市の事件も類似性を特定はできない)
 
 


■ 犯人の素顔

 
犯人は人目を引かず全然怪しくない、本当に普通に見える人物。
 
ハイリスクを犯しても大丈夫なくらい、現場にいても怪しまれない人物で誰も犯人とは思わなかった可能性があると分析。


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さいごに
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これまで数々の難事件を解決してきた元FBIによる事件調査。
 
事件を風化させないためにも こういう番組は必要だと思いますが、私が知る限り元FBIの調査は確信に迫っているわりに事件解決には至っていないという印象。
どちらかというと、視聴者からの情報提供の方が頼りになるのかなと思います。
 
そういえば、小学生の女の子が自宅で…という未解決事件は加古川で起きた鵜瀬柚希ちゃんの事件以外にもありましたね。
 
2004年に岡山県津山市の自宅で小学校3年の筒塩侑子ちゃん(当時9歳)が刺殺された事件で、この事件もフジテレビ系「金曜プレミアム 最強FBI緊急捜査!日本未解決事件完全プロファイル』で調査していましたが未だ解決していません。
 
≪関連記事≫

筒塩侑子ちゃん事件の犯人は!?元FBI捜査官が調査!

 

【追記】

 
2018年5月29日
筒塩侑子の命を奪った犯人が明日にも逮捕されるようですね。
 
別の事件で岡山刑務所で服役中だった勝田州彦受刑者(39)が犯行をほのめかす供述をしているようで、勝田受刑者は犯行を認めています。
 
勝田受刑者は、柚希ちゃんの事件の類似事件でも紹介した2015年5月、兵庫県姫路市の路上で面識のない中学3年の女子生徒の胸や腹をナイフで刺したとする殺人未遂事件で県警に逮捕されていた人物です。

 
 

さて、今回『特捜!最強FBI緊急捜査 日本未解決事件を追う!』では、柚希ちゃんの母 江梨香さんが事件後11年の沈黙を破り、今でも忘れられない事件当時の様子や、娘 柚希ちゃんへの想い、そして犯人への憎しみを涙ながらにテレビで初告白していました。
 
わずか7年という短い生涯を閉じた柚希ちゃんと残されたご家族のためにも早くこの未解決事件が解決することを願います。
 

 



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