エリザベス・スマート誘拐事件 犯人逮捕のきっかけは人気テレビ番組!

      2018/05/05

 

 
2018年5月5日(土)に放送されるフジテレビ 土曜プレミアム『目撃!超逆転スクープ』

この番組では世界や日本で起きた衝撃の事件や事故、感動の物語など実際にあったまさかの大逆転ストーリーを紹介しています。

 

今回紹介された事件は2002年、アメリカ・ユタ州の豪邸で当時14歳の少女 エリザベス・アン・ スマート(Elizabeth Ann Smart)さんが何者かにナイフで脅され寝室から誘拐された事件。

 

この事件は、エリザベスさんの家族がメディアを通じて娘の救出を訴えたことから全米が大捜索、アメリカの人々の記憶に残る事件となりました。

ここからは、エリザベス・スマート誘拐事件がどのような事件だったのか振り返ってみたいと思います。


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エリザベス スマート誘拐事件


 

2002年6月5日
アメリカ ユタ州ソルトレイクシティの高級住宅街で事件は起きました。

豪邸に住むスマート家の長女 エリザベス スマートさん(当時14歳)が何者かにナイフで脅され自宅の寝室から誘拐されたのです。

一緒に寝ていた妹(当時9歳)は無事でしたが物音に気付くも恐怖で声をあげられず約3時間後、親に話したことで事件が明るみに。

 

両親はその夜、エリザベスさんの学校で開かれた式典に出かけた際、家の鍵はすべて閉めたものの夜中に子供たちが起きて動いた場合、警報器が鳴るのを防ぐために警報器を切っていたといいます。

 

捜査線上に浮かんだ容疑者はリチャード・リーシー。
かつて、スマート家の掃除や修理をしていた男でした。


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人気公開捜査番組と両親の執念


 

容疑者が浮かび周囲を捜索するも、エリザベスさんの姿はどこにもなく捜査は行き詰っていました。

そんな時、エリザベスさんの妹から有力証言が。

スマート家が以前、捜索の手伝いや屋根の修理に雇った中に犯人そっくりの男がいると証言したのです。

しかし、有力な証言が得られるも地元警察がこれを重要視せず…

エリザベスさんの両親は自ら画家を雇い、妹の記憶を頼りにその男の似顔絵を描かせることに。

そして、両親はアメリカで人気の公開捜査番組「America’s Most Wanted」に犯人の似顔絵を持ち込んだのでした。

 

America’s
Most Wanted

(アメリカズ モスト ウォンテッド)

 

このテレビ番組は犯罪に関する情報を視聴者から募るアメリカの長寿番組。

番組プロデューサーらが地元の警察などと協力して、この番組で扱う犯罪者を選び、司会のジョン・ウォルシュさんが視聴者に情報を募るというもの。
これまで多くの犯罪者を捕らえ誘拐された子どもたちを保護しており、その影響力は絶大。
 
 


Lifetimeより引用
 
 

 

 

この番組で似顔絵が放映されると、オンエアを見た犯人の前妻の子供から写真と男の本名が提供されたのです。

番組では犯人の写真をもとに、さらなる情報提供を呼びかけました。

 

こうして、男は重要参考人として指名手配。

そして、ついに家族とメディアの執念の捜索活動が奇跡を生むのです。


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犯人逮捕


 

事件発生から9カ月が経過した2003年3月12日。

オンエアで男の似顔絵を見た人からユタ州サンディに不審な3人組がいるとの通報が寄せられます。

事情聴取したところ、その3人は指名手配されていた犯人の男と、その
そして、変装させられたエリザベスさんであることが判明。

犯人の男はエリザベスさんを”2番目の妻”として性的暴行を繰り返し、男の妻はエリザベスさんを奴隷のように扱っていたといいます。

エリザベスさんを誘拐し監禁した犯人はブライアン・デビッド・ミッチェル(当時49歳)と、妻 ワンダ・バージー

 

夫婦は逮捕され誘拐、窃盗、婦女暴行などの容疑で起訴されましたが、当初、夫 ブライアン・ミッチェルは精神障害により責任能力はなし、妻ワンダ・バージーには2009年に懲役15年の刑が下されました。

その後、ブライアン・ミッチェル容疑者に責任能力があるかどうかを判断する審理にエリザベスさんが出廷、誘拐時の状況と監禁中の詳細を初めて法廷で証言しています。

そして2011年、ブライアン・ミッチェルに終身刑が言い渡されます。
 

 

現在、ブライアン・ミッチェルは、アリゾナ州ツーソンの刑務所に収監されているそうです。

 
 

犯人 ブライアン・ミッチェル


 

熱心なモルモン教徒の家庭で育ったブライアン・ミッチェル。

この男、16歳のときに8歳の少女に対する性犯罪で逮捕歴がありました。
ブライアンの2番目の妻によれば、夫 ブライアンによる2人の娘たちに対する性暴力を警察に訴えましたが、この時は逮捕されなかったといいます。

また、妻の連れ子の1人もブライアンから性的虐待を受けていたことを証言。

ブライアンは、エリザベスさん誘拐後も近隣の少女たちを追いかけまわしていたことが判明。

ブライアンは自らを神から使わされた天使であるとし、事件の数か月前、”インマヌエル”という名前で神からの黙示録と称する文章に「あと7人の妻と結婚する」と書いていました。

このことでブライアンは地元の教会から除名。
その後エリザベスさん誘拐事件を起こしていました。


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地獄の監禁生活 9カ月


 
 
この事件のわかりやすい動画


Lifetimeより引用
 
 

自宅で就寝中に誘拐され9カ月に及ぶ地獄の監禁生活から生還したエリザベスさん。

保護されたエリザベスさんは事件後、学校生活を再開し大学も卒業しています。

エリザベスさんは2006年ごろから講演などで児童に対する性犯罪撲滅や被害者支援の活動を行っており、自身の悲惨な経験を赤裸々につづった著書『My Story』を出版、テレビにも出演し監禁生活について語ってきました。
 
 
著書『My Story』

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エリザベスさんによれば、2002年6月5日、自宅で就寝中だったエリザベスさんが夜中に目覚めると、見知らぬ男がナイフを首に突きつけ「静かに起きないと家族を殺す」と脅されたといいます。

エリザベスさんは男に言われるがまま起き上がり、郊外のキャンプ場へと連れていかれました。

そこで「結婚式」を行った後、男はエリザベスさんを暴行。
逃げようとしたら殺すと脅され、連日のように暴行を加えられたといいます。

エリザベスさんは2003年3月に保護されましたが、その後、彼女を待ち受けていたのは「なぜそれまで自力で脱出しなかったのか」という心ない言葉。
被害者である彼女に対する様々な憶測が飛び交い、中には批判の声もあったそうです。

 

当時のおぞましい経験がふと脳裏をよぎることもあるそうですが、それでもポジティブに生き続けているエリザベスさん。

2012年2月には、長年交際していたマシュー・ギルモアさんと結婚。
2015年に長女を、2017年には長男を出産し、幸せに暮らしているようです。

 

 


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